お城訪問

オッサンがお城を見てはしゃぐブログ

20.高知城

高知城に行ってきました。

現存12天守のひとつで、日本100名城(No.84)に選ばれた、高知県高知市にあるお城です。

国宝の石碑がありますが、旧法律に基づき国宝指定されたときの碑らしく、現在は重要文化財指定のようです。

現存の追手門です。見事な枡形、そして見事な門です。

よく見ると、石垣に「エ」「シ」「ケ」のカタカナが刻まれています。

ずっと見ていたくなる門ですが、先へ進みます。

 

長い石樋です。石垣を保護する高知城の排水技術ですね。

石段を上ると、天守が見えてきました。

三の丸の石垣です。かなりの高さがあり、とても美しいです。主にチャートを使用しているそうで、なるほど言われてみれば石が赤みがかっています。地域ごとに石垣に用いる石材が違うのは非常に興味深いです。

天守見たさはありましたが、ひとまず遠回りして、三の丸の石垣を左手に見ながら、杉の段を歩いていきます。

苔むした石垣に歴史と深い味わいを感じます。

石垣に夢中になり、ふらふらと歩き続け、石段を上り、自分がどの辺にいるのか分からなくなります。

どうやら梅の段あたりまで来てしまったようです。

詰門です。通れません。

二の丸へ向かいます。

二の丸です。かつては御殿や櫓がひしめいていたようですが、今は現存建造物はありません。

築山と池は、当時もここにあったようです。

詰門の二階部分から、本丸へ入ります。

一階は門、そして二階は二の丸と本丸をつなぐ廊下橋、さらに家老の詰所でもあった、それが詰門です。

右手にはずらりと部屋が並んでいます。鯱もいます。

詰門出口上部は廊下門と連結しているという、なかなかに複雑な構造です。

そして、本丸に入りました。

現存12天守で唯一、本丸の建造物がすべて保存されており、天守と御殿の両方が現存するという非常に貴重な城郭です。

天守には天守台が無く、本丸御殿と同じ高さなのが分かります。

本丸御殿の入口付近です。奥に観光客用の下駄箱が設置されています。

西多聞と廊下門です。右手には東多聞もあります。

黒鉄門です。黒くてカッコイイです。

黒鉄門を出た所から見た本丸の建造物群です。

本丸御殿に入ります。

本丸御殿は別名を懐徳館というそうです。「撮影OK」の看板が嬉しいですね。

茶所です。小さい畳を外して炉をセットするのでしょうか。

様々な意匠の欄間があり、こちらは波です。ざぶーんです。

書院造というのは素朴かつ優雅ですね。

奥に一段高い上段の間が見えます。

二の丸御殿の欄間が保存されていました。三の丸のものもありました。とても細かい木彫り細工です。

廊下です。

奥の塀に物見窓がありました。

こちらは竹の節欄間です。

上段の間、ゴージャスです。御殿の華ですね。

この写真、気に入っています。

武者のかくれんぼです。

住居なのでもちろん、トイレ(雪隠)も完備です。我々観光客は当然、使用できませんが。

 

御殿からそのまま、天守に入れます。

一階には大きな城郭再現模型がありました。建物や人形のスケールが少しおかしかったような気もしますが。

鎌継ぎの説明があり、これはどこの説明だろうとキョロキョロしていると、説明版のすぐ下でした。なるほど。

こちらはちゃんとした城郭再現模型です。本丸部分は、現在も同じ景色です。

二階、三階、四階と上がっていきます。

鯱の説明があるすぐそばの窓から鯱が見えました。

四重六階なのか、四重五階なのか。

ここが重文指定では除外されている幻の五階です。隠し部屋みたいでワクワクします。

最上階は、外に出られます。高欄越しに黒鉄門が見えます。

本丸御殿の庭です。

三の丸方面です。石垣の高さがよく分かります。

二の丸方面です。詰門と廊下門、多聞櫓との位置関係が把握できます。

この、建物が密集している感じ、屋根が重なり合っている感じ、たまらないものがあります。本丸建造物が全て保存されている高知城の醍醐味ですね。

そういえば、全国の天守写真大集合コーナーがあったのですが、高知城だけ写真が三つあるの、とても良いと思います。

天守を出ると、東多聞にも入れることが分かりました。

東多聞からそのまま廊下門の二階部分につながっており、内部には展示がしてありました。

本丸を堪能したところで、黒鉄門をくぐり、三の丸方面へ向かいます。

本当に素敵な門です。無骨なのにコンパクト。

よく見れば、ここの石垣にも石樋があります。

塀には狭間や石落しが見えます。

石垣…いいですよね…石垣……ああ。

鐘撞堂です。

本丸石垣と塀を左手に見ながらさらに歩きます。

三の丸が近付いてきました。

天守内の説明にあった「忍び返し」です。こちらも現存天守では唯一とのこと。これでNINJAもイチコロです。

 

東側から見た詰門です。それにしても色んな要素詰まりすぎですよね……ああ、それで詰門? 一階部分、通ってみたいものです。

そんなことを考えていたら着きました、三の丸。

三の丸から望む天守です。

水路遺構です。排水のための工夫が随所に見られます。

長宗我部期の石垣が展示されていました。

ここから再び二の丸に戻るのですが、鉄門跡を見逃していることに編集していて気付きました。しまったー。

おそらく二の丸の水手門跡です。礎石らしきものも見えます。

気になった石垣は逃さず撮影、です。

御台所屋敷跡です。水路遺構など色々興味深い感じだったのですが……案内板を一緒に撮影しておくんでした。

搦手門跡です。石垣の保存はよくありませんが、藩校の門と築地塀は綺麗に残っていました。

井戸? 井戸…どこにあるんだろうと探していたらありました。道の真ん中に!

それでは締めはやはり天守です。

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本丸内全ての建物が現存するというミラクルには本当に興奮しました。それだけに、二の丸・三の丸の建物が全て取り壊されてしまったことが残念でなりません。

素敵なお城でした。ありがとう。