丸亀城に行ってきました。
現存12天守のひとつで、日本100名城(No.78)に選ばれた、香川県丸亀市にあるお城です。
高知城に行ったその日の訪問で、駅に着いたら15時を回っていたため、非常に駆け足となってしまいました。
※プライバシーに配慮し、一部写真を加工して掲載しています。あしからず。

高石垣の上に、ぽつんと天守が建っています。

縄張りは、外から三の丸・二の丸・本丸とぐるぐる渦を描くように配置され、中心に近付くにつれて石垣が高くなるので、巻貝のようにも見えます。



お堀に沿って歩くと、立派な門が見えてきました。天守と両方の現存例はきわめて少ない、大手門です。

大手門とその背後にそびえる高石垣、そして天守。丸亀城の見所を凝縮した写真です。

門をくぐると、一人が石垣を触り、もう一人がそれを撮影していました。

幸運のハート石、だそうです。これが…ハート?

説明板によると、もとは大手と搦手が逆だったようです。

外側が大手二の門です。塀には狭間があります。

内側が大手一の門です。重厚な櫓門です。

石垣と内外の門が残る、実に見事な枡形です。

内側から大手一の門を見ます。
大手門をくぐり、まず西へ歩きます。


塀の向こうに、門があります。

振り返った景色です。

御殿表門が現存しているのは、珍しいように思います。

とても立派な門です。丸瓦と平瓦の両方に家紋が入っています。

門から東へ伸びる塀にも、扉があります。




門から西に附属する番所長屋には、古い様式がよく残されているようです。

表門の内側にあったはずの御殿は、現在は失われています。
大手門へ戻ります。

大手一の門内部が無料公開されていました。

中はとても広く、写真などの展示物と、太鼓が置かれていました。


侵入してくる敵を狙い撃ち気分です。
天守の観覧終了時刻が迫っていることに焦り、先に天守へ向かいます。

長く険しい見返り坂に体力をゴッソリ奪われつつも、天守を目指します。

ひぃ、ひぃ…間に合いました。天守です。

板札が見つかっているようです。
さっそく、天守に入ります。

一階です。

二階です。これまで訪れた天守と比べると、圧倒的狭さです。



攻撃・耐久・防御の工夫が見られます。


最上階です。狭い!

天井板は無く、屋根裏が丸見えです。

最上階からの眺めです。手前に見える櫓台は、長崎櫓跡でしょうか。

下ります。



一階の石落しと狭間です。

天守を出ます。
天守観覧を無事終えてひと安心し、ゆっくり外を見て回ります。


城内の最高所、本丸です。隅部には櫓台が見えます。

本丸南西隅から、三の丸南西隅の櫓台を見ます。

石垣の高さを確認できます。



天守すぐ東の櫓台から天守と城下を望みます。天守は、木でほとんど見えません。



かつて門があったであろう石垣の間を抜け、本丸を後にします。
本丸を下りると、二の丸です。


二の丸にある深さ日本一と言われる井戸をスルーしてしまいました…。

それにしても石垣の高いことといったら。


虎口を抜け、二の丸を出ます。
二の丸を下りると、三の丸です。



この時にはすっかり石垣を見るだけで気持ち良くなるやばさで、夢中で撮影しまくっています。石垣フェチ、の領域に入りつつあるかもしれません。

江戸の藩邸を一部移築したものだそうです。

この高さ。この勾配。です。

月見櫓跡です。正面は讃岐富士こと飯野山です。

遠くには、ゴールドタワーと瀬戸大橋が見えます。



東石垣は修理工事がされており、ぴかぴかでした。
見返り坂を下りる前に、二の丸石垣を見ながら三の丸北側を歩きます。



複雑な重なり、直線的な連なり、隅部の櫓台…どれも良いですね。

天守のすぐ北を守る、二の丸長崎櫓跡です。

長崎櫓跡の南に、天守が見えます。

ちょこんと乗っている感じが、とてもキュートです。


天守の直下に、虎口があります。

本丸北西隅櫓台です。三の丸からだと、とんでもない高さです。
下に見えるのは帯曲輪の虎口でしょうか。

上部に石樋が見えます。
見返り坂へ向かいます。

東の修復石垣まで戻ってきました。今は修復部分との境界が明確ですが、経年で曖昧になってゆくのでしょうか。
三の丸を下ります。


もはや言葉になりません。案内板が示す通り、これぞまさに、石垣の美、です。

横矢部分、石の隙間が気になります。
再び御殿表門を過ぎ、お城の西側へ歩きます。

御殿があったと思われる付近に建つ資料館には、非常に珍しい城郭の木型模型「丸亀城木図」が所蔵されています。

かぶと岩にはかつて、祠があったそうです。


南西部の石垣は崩落の危険があり、修理工事中のようです。
城内グラウンド跡を抜け、搦手方面に行きます。


搦手門跡です。
さらに東側へ歩きます。


南東では、野面積の石垣が見られます。

大手門の東に連なる石垣の隅部は、櫓台のように突き出ています。


大手門をくぐり、帰路につきます。
締めは天守です。

コンパクトながら味のある意匠に、なんだか愛着がわきます。

石碑と一緒に遠景で。

駅からも、しっかり見えています。
高石垣の上に高石垣、さらにその上にも高石垣。総高日本一、圧倒的な石垣の城、高層石垣要塞です。石垣好きならもうメロメロになります。
素敵なお城でした。ありがとう。