二条城に行ってきました。
日本100名城(No.53)に選ばれた、京都府京都市にあるお城です。
天守はありませんが、多くの建造物が残っています。また大政奉還が行われるなど歴史的にも重要な役割を担ったお城です。
※プライバシーに配慮し、一部写真を加工して掲載しています。あしからず。
地下鉄二条城前駅から地上へ上がるとすぐ、現存櫓が見えます。東南隅櫓です。
櫓から伸びる土塀の先に、門が見えます。
味のある書体の史蹟碑です。かつて、離宮として使用されていたようです。
史蹟碑横の説明板を読みます。
平日で雨模様にもかかわらず、観光客や修学旅行生などで賑わっていました。さすが国宝で世界遺産。
東大手門です。つい最近修理が終わったばかりらしく、とても美しかったです。
東大手門から、二の丸へ入ります。
貴重な現存番所です。
城内から見る東南隅櫓です。
唐門です。こちらも最近修復されたらしく、装飾がぴかぴかでした。
築地塀の白線に意味があるなんて、思いもしませんでした。
ゴージャス!
唐門をくぐります。
国宝の二の丸御殿です。昔訪れた時は「へえ、平屋のお城もあるんだ」などと思っていた記憶があります。この時は名古屋城の本丸御殿を訪れた後の訪問だったので、感動と興奮もひとしおです。
二の丸御殿の団体入口を過ぎ、裏に抜けてみます。
築地塀はサイドもゴージャスです。菊紋が光ってます。
台所などがあるエリアには入れませんでした。
二の丸庭園に向かいます。
庭園の美しさよりも、御殿の規模に目を奪われっぱなしです。
二の丸庭園を抜けると、本丸が目の前です。
本丸には入らず、北へ歩きます。
鳴子門です。四脚門の形式は、城郭には珍しいそうです。
引き返し、反対側(南)へ歩きます。
桃山門です。こちらは長屋門形式。
桃山門脇から見る本丸石垣とお堀です。奥に天守台が見えます。
桃山門から塀に沿って南下します。
左へ曲がり、東へ歩きます。
右手に門が見えます。
大正時代に建てられた南門です。江戸時代、お城の南側には門がなかったようです。
開いた門の奥に、唐門が見えます。
本丸まで引き返します。
本丸櫓門です。
行幸の際にあった二階橋は、この櫓門二階部分へ接続していたのでしょうか。
櫓門をくぐると、狭間付きの土塀があり、その先には両サイドに高石垣があります。
櫓門の先で道が曲げられ、二方向へ上がれる雁木があります。
雁木を上り、本丸虎口を振り返ります。
本丸庭園に入ります。
本丸庭園の横には、本丸御殿があります。
大きな二階部分が目を引きます。
説明板によると、二条城本来の本丸御殿ではないようです。が、貴重な建造物には変わりありません。
現在、本格修理事業の最中で、本丸御殿を修理しているようです。
天守台に向かいます。
二条城天守、あちこちトレードした末に落雷で焼失したようです。残念。
天守台に上ります。
天守台からの眺望です。
北には、本丸西虎口が見えます。
西には、土蔵が見えます。天守台の石垣に見えるひび割れは、火災時のダメージでしょうか。
南には、桃山門が見えます。こちらの天守台隅石には、ほぞ穴が見えます。
そして東には、本丸御殿が見えます。
西虎口から本丸を出ます。こちらの虎口は、外枡形になっています。
南へ歩くと、現存土蔵があります。
南中仕切門です。
屋根の形状が特異です。
南中仕切門の先にあるのは先ほどの桃山門なので、引き返します。
天守台です。上にいる人と比べると、大きさがよく分かります。
四角く加工された石積みによる石垣が美しいです。
先ほどの土蔵の北にも、現存土蔵があります。
西門は、城内側からは見えません。
石垣とお堀、そして橋。うーん、これぞ城跡。
北中仕切門をくぐります。
北大手門は、城内だと遠くからしか見られませんでした。
帰りに、外堀沿いを歩きます。
南門を使用していた当時に架かっていたであろう橋は、今はありません。
西南隅櫓です。東南隅櫓とは破風の形状が違います。
縄張りがシンプルなので構造を把握しながらひととおり歩けたという達成感を得て、現地説明板等をセットで撮影しておくと後々のブログ編集に役立つことを学習した訪問時の自分です。
いやーゴージャスで優美ですね。天気の良い日に再訪したいものです。
素敵なお城でした。ありがとう。