お城訪問

オッサンがお城を見てはしゃぐブログ

24.松山城(その1)

松山城に行ってきました。

現存12天守のひとつで、日本100名城(No.81)に選ばれた、愛媛県松山市にあるお城です。

 

事前に調べれば調べるほどお城の魅力に期待値が高まり続け、観光客の少ない平日に時間確保できた瞬間、我慢できずにえいやっと訪問しました。

こちらが山上にある案内板です。松山城の縄張りは麓に三の丸と二の丸があり、山上に本丸があるので、まず本丸を目指します。

JR松山駅から伊予鉄路面電車)に乗り、大街道駅で下車し、歩きます。

東雲中学校・高校の門横に石垣が見えました。門の奥まで続いていましたが、当時の松山城のものなのでしょうか。古そうな雰囲気はあったのですが。

記念撮影用の顔出しパネル前を通過し、ロープウェイ乗り場へ入ります。ロープウェイかリフトのいずれかを選択できたので、待ち時間のないリフトに乗ります。

慣れないリフトに恐怖していたら山上に天守の姿が見えたので、慌てて撮影しようとした時にはもう見えませんでした。しょんぼり。

リフトを下りるとすぐ、冒頭の案内板がありまして、それを越えると!

うおー! 石垣! 櫓!(位置的に隠門続櫓でしょうか)

あっちにも櫓! うひょー!(位置的に巽櫓でしょうか)

もうすでにテンションが大変なことになっています。

こちらの道は行かず、まず石垣を右手に見ながら進みます。

石垣の解説板です。城内にはこうした解説板が充実しており、現地で知識を得る際と、こうして後からブログを編集する際に非常に助かりました。

ああたまらん…来たばっかりなのにもうたまらん……いい…石垣すごくいい……。

この櫓へ続く隅の勾配の美しさはどうでしょう。(隠門続櫓の変わった形状もよく分かります)

隅が鈍角の石垣も良いものです。

石垣の美に酔っていると、なにやら門跡らしき場所がありました。

説明によると、こちらは揚木戸門跡のようです。礎石らしき石も見えます。

このあたりに番所があったようです。

ふおおおおこの勾配! 鼻血が出そうです。

こちらが大手門跡のようです。

大手門をくぐると下山ルートなので、右の坂道を進みます。

太鼓櫓と、奥には天守の姿も。

坂道をのぼり、太鼓櫓の前を右折すると、解説板がありました。

さあ、ここからが松山城の本領発揮ですよ。ここでまず、今来た坂道を直進するのと、折り返すのと、ルートが分岐します。

こちらが直進ルート、中ノ門跡です。しかしこちらはフェイクで、先は行き止まりです。(現在は柵があり、先に進めません)

このような石垣を模した消火設備は城内の至る所にありました。何度も戦災や放火に悩まされてきた松山城ならでは、でしょうか。

こちらが正しいルート、戸無門です。名前のとおり、この門には扉がありません。

戸無門をくぐります。

先ほど通った番所跡がもうあんなに下に見えます。

 

次なる防衛ラインは、筒井門と隠門です。

こちらが筒井門です。

このまま筒井門を抜けようとすると見えませんが、門右手の石垣を回り込むと……。

ここに隠門があります。ルート分岐の次は隠しゲートですよ。なんなんでしょうかこのギミック満載なお城は。もう興奮が限界突破しちゃってます。

再建した門などには、こうした工事概要が掲示されていました。

こちらが筒井門を抜けてすぐの所です。

筒井門と隠門との位置関係は、こんな感じです。

下からも見えていた、変わった形状の続櫓です。

門を抜けた正面は石垣と塀なので、右折します。

金亀城の名前の由来が説明されています。

さて、次の門です。

太鼓門です。解説にあった石垣の剥離っぽい箇所が見えます。

そしてこちらが巽櫓です。って木で全然見えませんね。

太鼓門をくぐります。

塀の控え柱が石材で継ぎ足されているのは、火災対策とかでしょうか。

反対側からだと、巽櫓がよく見えました。

井戸です。

井戸の向こうにあるトイレや売店は、もはや櫓そのものでした。

太鼓櫓です。L字型の大きな櫓です。

馬具櫓です。復元建造物としては城内で唯一のRC造で、管理事務所として使用されているそうです。

石垣の下には、先ほどの中ノ門からのフェイクルートがよく見えます。

馬具櫓の向こうには本壇建造物が見えます。

ここは高台で見晴らしが良く、何人も撮影していました。

土蔵跡は、よく分かりませんでした。遺構は埋め戻してしまっているのでしょうか。

このあたりには渡塀があったそうです。屏風折の石垣の感じ、伝わるでしょうか。

いよいよ、松山城という名の要塞、その中枢へ進みます。

天守に近付いていきます。ワクワクしすぎてどうにかなってしまいそうです。

本丸とその中枢、本壇の解説です。

チケット売り場を通過します。すると。

これですよ。

これ。石垣上にひしめき合う建造物群。この迫力。この密度。多分もう「ほえー」「これは…」「すごい…」しか言ってなかった記憶があります。語彙力の完全なる喪失です。

紫竹門東塀を右折します。

ここからがもう本当にとてもすごくてたまらんのですよ。

正面に天守が見えます。ほええええ。ふおおおお。

右折し、一ノ門をくぐります。

枡形だし坂だしぐるり櫓に囲まれてるしなんかもうすげえプレッシャーです。

左折し、二ノ門をくぐります。

二ノ門の先、左手には……。

うわあああ天守! え?なに?何この石垣?美しすぎるんですけど???

天守内に入るには、まだまだ関門があるのです。

配置図です。どうですこの密集感と要塞感。

ちょっとだけ遠回りします。

天神櫓です。天神様が祀ってあります。

では、天守へ。

天守脇にある三ノ門です。

遠くから見ると小さいのかと思いましたが、こうして間近に迫ると大きさを感じます。ド迫力です。

三ノ門をくぐると、正面に南櫓があります。

右折すると、筋鉄門です。

筋鉄門をくぐると、天守広場です。ついに、ようやくたどり着きました。松山城の最奥、連立天守の内側です。連立天守は、大天守と残り三つの建物が連結されています。

まず、小天守

天守からつながる多聞櫓。

多聞櫓からつながる南隅櫓。

南北の隅櫓をつなぐ、十間廊下。

こちらが北隅櫓。

こちらは玄関多聞櫓。

そして隣が内門。

天守と小天守、ふたつの隅櫓、ふたつの門を多聞櫓で繋いだ方形の建造物群、それが松山城の連立天守なのです。幾重にも張り巡らされた防衛ライン。様々な敵を欺くギミック。そしてこの強固な連立天守。強い。このお城、あまりにも強すぎます。難攻不落の要塞感がビンビンです。この強さは、実際に歩いてみないとなかなか感じ取れないように思いました。

その2へ続く)