お城訪問

オッサンがお城を見てはしゃぐブログ

【更新】2022/5/13「60.知覧城」(2018/12/9訪問)の記事をアップ

3-3.彦根城

彦根城に行ってきました。

現存12天守のひとつで、日本100名城(No.50)に選ばれた、滋賀県彦根市にあるお城です。

三度目の訪問となる今回は、100名城スタンプを埋めるのと、周辺遺構もしっかり見ようと目的を定めて出かけたのですが……。

 

※プライバシーに配慮し、一部写真を加工して掲載しています。あしからず。

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彦根駅から、ひこにゃんの指す方角へ歩きます。佐和山城も、そう遠くない距離にあるようです。

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駅からは、手前には井伊直政公像、そして奥の彦根山上には、天守が見えます。

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駅から見えるほど高所に建っているイメージがなかったので、意外です。

 

周辺遺構を見ていきます。

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外馬場公園の北にある駐車場はかつて外堀だったらしく、堀の名残と思われる水路があり、水路の西側には土塁らしき盛り上がりも見られます。

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外堀跡は駐車場の南側では現在、外馬場公園となっています。かつて馬場が存在したのでしょうか。

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堀跡を意識しての模擬土塀でしょうか。水路はなおも南へ続きます。

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街歩きまっぷでは、様々なテーマに沿った散歩道が紹介されており、彦根城にまつわるものも多くあります。これから向かう所も、載っています。

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公園の西、水路の向こうに大きめの建物が見えます。

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これは金亀会館と呼ばれる建物で、もともと二の丸西側にあった藩校・弘道館の講堂をこの場所に移築したものらしく、藩校唯一の現存建造物だそうです。

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金亀会館から南西へ歩くと、土塁が見えてきます。

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外堀内側の、堀が南西~西~南西と屈曲する部分の土塁が現存しているようです。堀跡である道路の左カーブに沿って、土塁も左へ続いています。

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屈曲土塁の南西には、外堀にかかる土橋があったため土橋町と名付けられていたようです。写真右手前から中央奥へ伸びる道がおおよそ外堀跡で、緑色の横断歩道の少し奥、左の歩道から右折する道の方向へ土橋が架かっていたと思われます。

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外堀に七つあった口のひとつ、高宮口跡です。御門跡の石碑も立っています。

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右の道方向から先ほどの土橋が交差点まで伸び、外堀を渡ったところで右折し、石碑から電柱付近まで道を遮るように門が建っていた、というところでしょうか。

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土橋跡と思われる道路です。道路の突き当たりに、先ほどの高宮口跡があります。

 

外堀跡を追うのはここまでで、外堀のさらに外へ向かいます。

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外堀の南側に連なっていた足軽組屋敷が、今なおいくつか残っているようです。善利と書いて「せり」って読むんですね。

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𠮷居家住宅です。修理前の写真を見ると入口位置から違うなど改変が大きかったようですが、江戸期の姿に復元されたみたいです。

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服部家住宅です。入口左側の建物が「だいどこ」でしょうか。

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こちらが磯島家住宅です。

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そしてこちらが、四つ辻にある辻番所です。彦根城下で現存するのはここだけという、全国的に見ても非常に貴重な建造物です。近年解体修理をしたようで、綺麗な外観です。本来は、隣接する磯島家を経由せずに直接辻番所へ出入りできたようです。

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磯島家住宅は、中に入れます。

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現在は磯島家住宅から、辻番所の内部を見学できます。奥の窓から、辻を監視していたんですね。

 

外堀の内側へ戻ります。

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何やら歴史を感じる建物が並ぶ通りに入りました。

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通りの名称は「夢京橋キャッスルロード」だそうです。城下町を再現すべく整備された街並みで、外曲輪(三の丸)南側に位置し、かつては商人町として大変栄えたようです。

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キャッスルロードを北上すると、京橋があります。中堀に架かる橋で、外曲輪と内曲輪(二の丸)をつなぐ出入口のひとつです。

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京橋上から、二の丸石垣を見ます。ここまであまりお城巡りをしている気分になれませんでしたが、石垣を見た途端にテンションが上がります。石垣基部には、犬走りがあります。

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橋を渡った所から、京橋口の枡形虎口を見ます。手前に高麗門、道路を左折した石垣の間に櫓門があったようです。整った打込み接ぎ石垣には、大きな鏡石の使用がみられます。

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なんと、京橋口の櫓門は門の上に二重櫓が乗っていたようです。これは重厚!

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二の丸側から、京橋口を見ます。櫓門跡付近に、礎石跡らしき方形が見えます。

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説明板のとおり、多聞櫓へ上がるための長大な雁木が、良く残っています。

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京橋口枡形虎口と、超ロング雁木をセットで撮影します。

 

……ここで、重大な過ちに気付きます。そろそろスマートフォンの電池残量が怪しくなってきたので充電すべくカバンを探りますが、モバイルバッテリーが、ありません。家に忘れてきたのです。これから城郭中枢へ向かうという時に……なんということでしょう。(撮影は、すべてスマートフォンのカメラで行っています)

 

これ以降は、本体電池残量だけを頼りにした時限付き訪問となります。

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本文はおろか、市指定文化財、の左の名称すらかすれて読めませんが、文化財は旧西郷屋敷長屋門・袖塀・高麗門であること、平成年間に解体修理が行われたこと、明治期に現在地へ移築されたことなどが解説されています。

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こちらが旧西郷屋敷長屋門です。京橋口を越えてすぐの所に建つ、彦根城下では最大規模の長屋門らしいですが、実際、とても大きいです。

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内堀の向こうに、土塁基部のみ石垣と築いた「腰巻石垣」と、土塁頂部のみ石垣を築いた「鉢巻石垣」がセットで見えます。「鉢巻腰巻石垣」とでも呼びたくなるこの土塁基部と頂部を石垣が挟み込むような構造は非常に珍しいようです。

 

左奥に見える、大手門橋へ向かいます。

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大手門橋を渡ります。右手には、大きな櫓台が見えます。

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橋のたもとに、堀清掃用の昇降口的役割を持つ「塵取」が発掘・復元されています。地味ですが、当時の姿を可能な限り解き明かすのだという熱意を感じる整備です。

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大手門枡形虎口です。低い石垣の所には、高麗門が建っていたのでしょうか。

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礎石が残っています。

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大手門枡形を左折した所にある、櫓門跡です。礎石のほかに、建物の基礎のような低い石垣が築かれています。内側に番所を備えた門だったのでしょうか。

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櫓門跡の北側石垣上部には、全国でも現存例がほとんどない登り石垣が見事に残っています。

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大手櫓門から南西へ続く石垣の裏には、京橋口と同様に長大な雁木があります。

 

いよいよ電池残量が厳しくなり、さらに撮影頻度が落ちます。

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大手門を越えると、鐘の丸まで一直線の上り坂があります。

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坂を上った所には、門があったようで、礎石らしき石が見えます。

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天秤櫓は修復中でした。

鐘の丸を越えると、太鼓丸です。

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太鼓丸の脇道にある門跡らしき石垣、よく見ると雁木があり、左から上れそうです。門上を行き来できたのでしょうか。

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太鼓門の屋根瓦には井伊家の家紋である井の字があしらわれています。ひこにゃんは、いませんでした。

太鼓門を越えると、本丸です。

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着見櫓跡の説明板、井の字形です! こだわりですね。

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着見台は実に眺望が良く、復元された表御殿や、現存の馬屋、佐和口多聞櫓などが見えます。

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四月の訪問時には台風被害で漆喰が剥がれた状態だった天守の多聞櫓は、綺麗に塗り直されています。

本丸から、西の丸へ歩きます。

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西の丸にあるトイレです。絵図などを見ると、当時ここには櫓があったようなので、平櫓風トイレ、と呼んでもいいように思います。下見板張りに格子窓のデザインがいかにもな感じだし、屋根瓦には家紋もバッチリ入っています。

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西の丸と出曲輪との間にある大堀切の向こうには、登り石垣が見えます。

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出曲輪から振り返って、西の丸三重櫓を見ます。続櫓の窓の横には、狭間が見えます。

表御殿の方へ向かいます。

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表門跡付近にも、見事な登り石垣があります。

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表御殿を外観復元して建てられた、彦根城博物館です。

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表御殿能舞台は移築現存していたものを、御殿復元にあたり元の場所へ再移築したそうです。

 

電池残量的にこれ以上の撮影を断念し、引き上げます……無念。

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帰りに、切通口御門跡の石碑を発見しました。外堀に七つあった口のひとつです。

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石碑の付近には、何やら発掘現場らしき所もあり……気になります。

 

締めは、天守です。

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金細工の施された唐破風が目を引きます。

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たくさんの破風で、屋根形状が非常に複雑です。

 

モバイルバッテリーを忘れるという痛恨のミスにより十分な撮影ができませんでしたが、外堀跡や足軽組屋敷など周辺遺構をじっくり見学できたのは収穫でした。次回の訪問でまた新たな魅力を発見していくのが、楽しみです。

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日本100名城スタンプラリー、こちらで17城目となります。

(100名城スタンプは、今回撮影していませんが、佐和口多聞櫓を外観復元した開国記念館で押せます)

 

素敵なお城でした。ありがとう。