お城訪問

オッサンがお城を見てはしゃぐブログ

25.今治城

今治城に行ってきました。

日本100名城(No.79)に選ばれた、愛媛県今治市にあるお城です。

 

松山城を訪れたその日の強行軍で、お城に着いたら16時を過ぎており、非常に駆け足での訪問となってしまい、もったいないことをしました。

なにやらKAIZOKU推しの解説板が。今治城高松城中津城と並び日本三大水城に数えられるそうです。

まず内堀の幅に驚かされます。めちゃめちゃ広い。海水が引かれ、時にはサメやエイが泳いでいるとか。

橋から見える範囲では、石垣の上には隙間なく櫓や塀が立ち並び、奥には天守の頭が見え、城跡ではなく「お城」に入るのだという気分にさせてくれます。

石垣下部には犬走りが見えます。

橋を渡った所に、内堀への降り場のような所があり、右に櫓か塀が建っていたんじゃないかという雰囲気の石垣がありました。

高麗門跡です。グレーに塗装された部分に袖塀の石垣があり、真ん中に門があったようです。これも復元されていれば完璧な枡形だったのに……少し残念です。

鉄御門です。こちら見事な枡形で、黒色が映える門と左手に見える巨石(勘兵衛石)の威圧感も抜群。築城400年記念事業の一環で、忠実に復元されたものだそうです。

門をくぐります。最近の再建なので外見が綺麗です。

鉄御門の礎石が展示してありました。

鉄御門の北西側には多聞櫓から武具櫓が連なっており、こちらから武具櫓に入れました。しかし観覧終了間近で、文字通りダッシュで端まで見てきました。

撮影する余裕すら無く内部の写真は1枚のみですが、このように非常に広く、武具櫓から鉄御門の二階部分を通り南東の多聞櫓まで歩いて回れます。

案内図です。図で見ると、鉄御門を入ってすぐの右下部分が三の丸、左下部分が二の丸、吹揚神社のあるエリアが本丸だったようです。主郭部の面積に対して内堀の幅がとても広いのが今治城の大きな特徴だと思います。

そしてこの案内図から振り返ると。

今治城を築城した藤堂高虎の像と、背の高い天守が、どどーんと建っています。

初見では、ひょろりとした印象を受けた天守です。

こちらは鉄御門の南東に連なる多聞櫓です。

鉄御門から連なる多聞櫓の端っこです。先程はおそらくこの中まで歩いて回れたはずです。

別アングルより。左端が前の写真の多聞櫓です。

長く塀が続いています。

このあたりが二の丸です。かつては御殿があったようです。

二の丸の隅櫓である御金櫓です。中は美術館らしいですが、この時は臨時休館でした。

本丸に建つ吹揚神社です。裏手に回れば本丸隅櫓跡などを見ることもできたようですがそこまで歩けていません……もったいない。

こちらの立派な門から本丸へ入ります。

ええと、これは神社側から見た神社の門ですね多分。

間近から見た天守です。でかいです。台からはみ出してます。

本来ここには北隅櫓が建っていたので、オーバースケールです。当時の天守は、本丸中央に建っていたという説があるようです。

天守脇の建物が古そうだったので撮影しましたが、単なる倉庫か何かかもしれません。

天守内部の展示を流し見て、最上階へ上ります。

天守最上階から見た、西隅櫓跡方面です。

本丸中心部です。右奥が南隅櫓跡、左奥が月見櫓跡です。

二の丸です。右奥に御金櫓、左奥に鉄御門から連なる多聞櫓が見えます。

三の丸南西部です。奥が山里櫓です。

向こうには、しまなみ海道が見えます。

三の丸方面です。鉄御門と連なる櫓の複雑な形状がよく分かります。

三の丸と二の丸の間には当時は塀や門などで仕切りがあったようですが、今は完全にひとつながりです。ワンピースです。KAIZOKUだけに。

天守を下り、入ってきた門から出ます。ちなみにここも枡形です。

名前が見える方向から改めて、藤堂高虎公のソロショットです。歴史にはめっぽう疎いのですが、築城の名手・藤堂高虎の名前はあちこちのお城で目にするので、さすがに覚えました。

鉄御門の近くには海鼠壁のトイレが。

その南西には山里櫓と門が。山里櫓内部には美術品などの展示があるそうですが、時間切れで見られませんでした。

山里櫓手前から天守を撮影。

もう少し近寄って天守を撮影。史実に沿わない模擬天守ですが、この瘦せ型ボディになんだか愛着がわいてきました。

山里櫓そばの門をくぐります。

こちらのアングルから見る天守は、右に連なる多聞櫓の効果か、ずいぶん印象が違います。

こちらにも内堀へ下りられる場所が。船着き場のようにも見えます。

こちらの門を抜け、橋を渡った先には「山里」と呼ばれる庭園があったそうです。

んん、なんかこの写真は中途半端ですね。

気付けばついつい天守ばかり撮影していました。

それにしても広大なお堀です。左手に見える石垣の端は西隅櫓跡です。

記事の締めは、帰り際に撮影した天守です。

山里跡より、橋と門とお堀と山里櫓と天守を一度に収めた欲張りショット。パイロンと手前の張り紙がなければさらに良かったんですが。

お堀の広さを伝えたかった1枚。

ラストは、今回の個人的ベストショットです。現代風建造物がほぼ写っていないため、EDO気分を味わえます。

 

現存建造物がなく模擬天守が本来なかった場所に建っているという点で事前評価は正直高くありませんでしたが、実際訪れてみるとお堀めちゃんこ広いわ再建造物ぎっしりでビジュアル超イケてるわで、評価上方大修正しまくりです。ひょろり天守もこれはこれで、個人的にはアリかなーと思います。

素敵なお城でした。ありがとう。