お城訪問

オッサンがお城を見てはしゃぐブログ

18.備中松山城

備中松山城に行ってきました。

現存12天守のひとつで、日本100名城(No.68)に選ばれた、岡山県高梁市にあるお城です。

備中高梁駅からバスを乗り継ぎ、ふいご峠から歩いていくと石垣が見え、ああ城跡に来たのだなあと実感します。

中太鼓の丸です。音声解説が流れる案内板がありました。

立派な石垣に登山の疲れを忘れ、テンションが上がります。

この石垣の上には櫓が建っていたようです。

中太鼓の丸なのか上太鼓丸なのかどっちなんでしょう。

ん? よく見ると割れた瓦が大量に落ちています。もしこれがかつての櫓や塀の瓦だとしたら、なんて無頓着さでしょうか。こんなんでいいのでしょうか。なんだか心配になってしまいます。

 

さらに歩くと、城郭中心部の入口、大手門跡に着きます。ここにも音声が出る案内板が。

大手門へ続く石段の手前には犬走りが。ここを進むと搦手門へ行くようです。

ここに門があったことを想像しながら、角度を変えて撮影します。門の礎石らしきものも確認できます。

真田丸」に使用されたよアピールがありました。

大手門を入ってすぐ右の石段を登った所が足軽番所です。

ここにも大量の瓦……気になります。

大手門を進み左の坂道から振り返ります。城郭の構造を確認しながら、想像しながら、撮影していきます。

二の平櫓跡です。備中松山城には平櫓がいくつもあったらしく、この先にも数字の振られた櫓跡がありました。

ここの土塀は古そうでした。

少し進んでは、振り返って撮影していきます。このあたりの石垣はいいものですね。

塀に沿って坂道を上ると、三の平櫓跡がありました。

三の丸から大手門を眺めます。こうして高い所から見ると、門なんだなと納得します。

 

三の丸から厩曲輪方向の高い石垣も良いのですが。

注目したいのは、三の丸の上番所跡、その奥です。

大手門の手前からも見えるこの山本来の巨大な岩盤、その岩盤をも石垣の一部として利用したこの区画! 驚愕・感嘆・大興奮ですよもう。大学時代に地質学を専攻していた身としては鳥肌モノです。自然と人造の融合、これこそが個人的には備中松山城最大の見所だと感じました。

 

なんだか古めかしい史跡・重文指定の屋根付き看板がありました。

美しい勾配の石垣を右手に見ながら、石段を上ります。

黒門跡です。こちらも礎石らしき石が確認できます。

黒門の右手に厩門跡があります。この先が厩曲輪です。

三の丸を見下ろします。

ここにも天然の岩盤と石垣のスペシャルコラボレーションが!

四の平櫓跡です。

御膳棚です。現在はトイレが設置されています。

城内最古の石垣だそうですが、保存が良く、美しいです。

街並みがはるか遠くに見えます。さすが、日本一高所にある現存天守

 

二の櫓門跡を通過し、二の丸に入ります。

復古図の案内板があります。そして……。

ここまで石垣(とわずかな塀)ばかりだった景色が一変し、いきなり眼前に現れる城郭建造物、そして天守。この瞬間こそが、このお城を訪ねる醍醐味かもしれないと思いました。

この石段を上り、門をくぐると、本丸です。

五・六の平櫓とその間の門は、復元建造物だそうです。

本丸東側の塀と、東御門です。

本丸西側にも塀が巡っています。

 

そして現存天守です。

これが、天守です。自然岩盤の上に! 直に築かれた石垣の天守台に! 天守が! 建っているんです! はぁ…はぁ…これはたまらん……興奮が止まりません。

天守内に入ります。

なるほど、ここは八の櫓(非現存)と天守をつなぐ渡櫓で、階段を上った先が天守なのですね。

天守一階です。

囲炉裏があるのはとても珍しいのだとか。

一階の少し高い所に装束の間という部屋がありました。

階段を上り、二階に行きます。

複雑な木組です。

階段には踊り場がありました。

二階です。殺風景です。

天井板は無く、屋根裏が見えていました。

御社がありました。

 

本丸東御門の横から、天守の裏側へ行ってみます。

石垣が岩盤の上にあるのがよく分かります。

腕木御門です。

天守と同じく貴重な現存建造物、二重櫓です。

二重櫓方向から見た天守です。一階手前が装束の間になるのでしょうか。

天守台石垣、味があります。

 

次は本丸東の石垣を見ながら、搦手に向かいます。

搦手門跡です。

さらに進むと、二重櫓も天然の岩盤上に建っているのが分かりまたも大興奮!

これ! これですよ! どうですか!?

たまらん……このお城、本当にたまらんです。

 

後曲輪には櫓跡もありました。

この朽木と石垣のコラボにも惹かれるものがありました。

 では、締めは天守で。

岩盤と一体化した石垣、石垣の森を抜けて突如出現する現存天守、岩盤に直に建つ建造物たち……備中松山城の城郭遺構には見所しかありません。

ここへ訪れてから竹田城跡に行っていれば、見る目が全然違ったかもしれないと悔やまれます。

 

素敵なお城でした。ありがとう。